夢のような席

                大阪城ホールは収容人数がかなり多い。
                夏に行ったフェスティバル・ホールに比べると全然違う。
                会場に着いてあまりの人の多さに、フミヤファンってこんなにいるんだぁ!と
                改めて感心した。
                
                今回は幸いかなりいい席なのでオペラグラスなしでも肉眼で見えるはず。
                むこうで合流したフミ友さんが私のチケットを見て、「これ花道に近いかも。」と
                言ってくれた。
                わぁ、嬉しいなと思いながら席につくと、なんと花道の真横!!
                ここまで何回か来てくれるだろうか?  考えただけで心臓ドキドキ。

                ライブが始まった。
                20mほどの距離なので、すごく近い!
                するとオープニングからなんといきなり花道に歩いて来てくれた!!
                うそ・・!?
                丸々1曲花道のわずか数メートル先の距離で歌ってくれた。
                こんなことめずらしいんじゃないだろうか。なんてラッキー♪
                間近で見るフミヤは目がくらみそうなくらい素敵。
                今までに見たどの写真よりどのビデオより最高!と思った。
                よりによって女神(エロス)を歌ってくれるんだもん。ノックアウトされないわけがない。

                  おまえの顔が見たい 甘く乱れた顔を 全てを叶えてやる 俺の夜になりな・・・

                こんなことって多分最初で最後だろうなぁと目と耳に焼きつけようと思いながらも
                もう放心状態。

                ライブも中盤に入り、「わらの犬」のイントロが流れる。
                私がファンになったきっかけのドラマの主題歌。 感激もひとしおである。

                ドラマの中の「龍一さん」を思い出そうとする。 が、目の前にいるのは、
                龍一さんとは別人にしか見えない。
                なんでこんなに違う顔を持っているんだろう、と不思議な気分になる。
                彼は役者としてもすごい人だなあと改めて思う。 
                カタブツで恋愛に不器用な龍一さんはそこにはいない。
                そこには会場にいる人を皆魅了して離さない素敵なフミヤくんが。。。


                 いよいよ・・

                「紙飛行機」が始まった。
                カバンから主人が作ってくれた紙飛行機をだす。
                絶対フミヤに届かせてやる!という意気込みで花道に来てくれるのを
                ドキドキしながら待つ。
                
                今回はなぜか回りに夫婦や親子連れがたくさんいた。
                でも旦那さんの作った紙飛行機を持ってきている人はそういないかも・・。
                ライブには一緒にこなくても間接的にライブに参加しているんだ♪と単純に喜ぶ私。

                主人がフミヤに理解を示してくれますように。ライブに行く事を認めてくれますように
                という願いをこめて飛ばそう・・。
                これってやっぱり、まさに恋人との交際を父親に認めてもらう娘のモード?(爆)
               
                いよいよフミヤが花道に来てくれた!
                思いっきり飛ばす。
                まっすぐとフミヤの方へ飛んでいった紙飛行機は、少し手前で見事なカーブを描いて
                Uターンした。。。 主人の怨念か?!(笑)

                冬のライブは夏みたいに握手したり吹いていたハープを客席に投げたりという
                ファンサービスをしなかった代わりに、紙飛行機や大きなバルーンでバレーボール?
                をしたりとみんなで参加できるところがよかったな。
                冬も夏もどっちも捨てがたい魅力があるなーと思ってしまった(^-^;

                帰って主人に紙飛行機やバルーンの話を嬉しそうに報告したら、「フミヤのライブって
                『おかあさんといっしょ』みたいやなー。」と笑われてしまった。
                くそぉ〜!と思ったけど、「エロス」に悩殺されたことがバレるよりは安心できるかも(笑)
                清く正しく明るいライブと思われた方が行きやすいしね♪

                来年の冬までに主人がますますフミヤに理解を示してくれますように・・と
                自分勝手な欲求を持つ私だった(^-^;



                2002年12月 記


                

                





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